基本情報技術者の資格
■1.基本情報技術者とは
基本情報技術者は、将来的にシステムエンジニアやプログラマなど高度なシステム技術者をめざす人の最初の入り口になる資格です。
情報システム開発のプロジェクトにおいてプログラムの設計書を作成して開発したり運用をおこなったりする専門の人達のための資格です。
また、学生や社会人を対象として、システムに関する基本的な知識、技術力を評価することもできます。
基本情報技術者を持っているということは、システムの基本的な知識はあるということですね。
システム関連の会社の人には、最低限取得して欲しい資格です。
最近では、学生も就職のために基本情報技術者を取得する人が増えています。
学校も資格の取得に熱心です。
就職・転職に有利になりますね。
もちろん、派遣にも有利です。
試験は、基本情報技術者と呼ばれています。
2009年、平成21年度から情報処理技術者試験が変わります。
しかし、現行の基本情報技術者は、変更後も継続されます。
■2.どんな仕事に有利なの
システムを開発、導入、運用する仕事に必要な知識やスキルになります。
システムを開発する人は、必ず取得して欲しい最初の資格です。
システムを開発する企業や、通常の会社のシステム部門などの仕事に有利です。
■3.将来性はどうなの?
システムを開発する人は、非常に不足しています。
その基本的な知識やスキルを判断できる基本情報技術者は将来的にも期待されています。
派遣にも、就職や転職にも有利な資格です。
また、正社員になったあとの昇給や昇進にも有利ですね。
■4.試験の難易度
試験は、少し難しくなります。
合格率は、22.9%(2007年春期)です。
それだけ価値のある資格です。
以下は、基本情報技術者の試験の内容です。
試験の内容は、情報処理技術者試験センターのホームページから抜粋しています。
■5.年齢制限
受験の年齢制限はありません。
■6.対象者像
情報技術全般に関する基本的な知識・技能をもつ者(情報システム開発プロジェクトにおいて、プログラム設計書を作成し、プログラムの開発を行い、単体テストまでの一連のプロセスを担当しているか、将来、そのような業務を担当する者を含む)
■7.役割と業務
情報システム開発プロジェクトにおいて、内部仕様に基づいてプログラムを設計・開発する業務に従事し、次の役割を果たす。
- 情報技術全般に関する基礎的な知識を活用し、システム開発プロジェクトの一員として貢献する。
- 与えられた内部設計書に基づいて、上位技術者の指導のもとにプログラム設計書を作成する。
- 標準的なアルゴリズムやデータ構造に関する知識に基づいて、プログラムを作成する。
- 作成したプログラムの単体テストを実施する。
■8.期待する技術水準
情報技術全般に関する基礎的な知識を活用し、情報システム開発においてプログラムの設計・開発を行うとともに、将来高度な技術者を目指す者として、次の知識・技能が要求される。
- 情報技術全般に関する基本的な用語・内容を理解している。
- 上位技術者の指導のもとにプログラム設計書を作成できる。
- プログラミングに必要な論理的思考能力をもつ。
- 一つ以上のプログラム言語の仕様を知っており、その言語を使ってプログラムを作成できる。
- プログラムのテスト手法を知っており、単体テストを実施できる。
■9.試験形式と試験時間
| 午前 | 午後 |
| 9:30~12:00(150分) 多肢選択式(四肢択一) 80 問出題して 80 問解答 |
13:00~15:30(150分) 多肢選択式 13 問出題して 7 問解答 プログラム言語は、C・COBOL・アセンブラ言語・Java(平成13年度秋期試験から追加)から選択 |
■10.試験の手続き日程
| 春期 | 秋期 | |
| 試験実施日 | 4月第3日曜日 | 10月第3日曜日 |
| 願書の受付 | 1月中旬から約1か月間 | 7月中旬から約1か月間 |
| 受験手数料 | 5,100円(税込み) | |
| 合格発表 | 試験実施の約1か月後 | 試験実施の約1か月後 |
■11.出題範囲
| 出題範囲(Ⅰ・Ⅱは技術レベル。◎は重点分野) | |
| 午前の試験 | ・コンピュータ科学基礎Ⅱ ・コンピュータシステムⅠ ・システムの開発と運用Ⅰ ・ネットワーク技術Ⅰ ・データベース技術Ⅰ ・セキュリティと標準化Ⅰ ・情報化と経営Ⅰ |
| 午後の試験 | (1) ハードウェアに関すること 数値の表現,文字の表現,画像・音声の表現,処理装置,記憶装置,入出力装置,演算の実行,アドレス方式,入出力の実行,システム構成 など (2) ソフトウェアに関すること システムソフトウェア,アプリケーションソフトウェア,ソフトウェアパッケージ,OSの機能,プログラム言語,言語プロセッサ,プログラムの実行 など (3) アルゴリズムに関すること 整列,探索,文字列処理,ファイル処理,図形,グラフ,数値計算 など (4) データ構造及びデータベースに関すること 基本データ構造,記憶媒体の種類と特徴,ファイルの編成方法,データベースの種類と特徴,データベース言語,SQL によるデータ操作 など (5) 通信ネットワークに関すること データ伝送,伝送制御,TCP/IP,LAN,WAN,インターネット,電子メール,Web など (6) 情報処理技術に関すること システムの性能,システムの信頼性,リスク管理,セキュリティ,標準化,オペレーションズリサーチ など (7) プログラム設計に関すること システム開発工程,プログラム設計工程,構造化設計,モジュール設計,プログラム設計書 など (8) プログラム開発に関すること プログラム言語(C,COBOL,Java,アセンブラ),コーディング,開発環境,テスト手法 など |
■12.受験手続
個人受付と団体受付があります。
- 個人受付は
- 郵便局での受付
- インターネットでの受付
- 団体受付は
- 10人以上
- 書面及び電子媒体での受付
■13.試験地
全国61ヶ所です。
■14.問い合せ先
問い合わせは次のとおりです。
- 独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者センター
- 〒113-8663
東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス15F - TEL:03-5978-7600
- 音声&FAX情報サービス 03-5978-7609
- URL:http://www.jitec.jp/
■15.勉強方法
試験の難易度は、少し高いので広範囲に深い勉強が必要です。
注意点としては、試験は、年2回ありますので、春期(4月)と秋期(10月)にあわせて学習されると良いと思います。
合格する為には、午前の問題でいかに高得点を取っておくかが重要です。
午後の問題は、かなり難しくなります。
■基本情報技術者の資格を取得するためには、
基本情報技術者の資格を取得するには、いくつかの方法があると思います。
■(1)市販の本で勉強する。
現在、基本情報技術者に関するいろいろな参考書が販売されています。
一番、手軽で安く勉強するには、市販の参考書を利用するのが良いと思います。
過去問題集は、絶対にやることをオススメします。
■(2)イーラーニングで勉強する。
市販の本を読んでも、よくわからないという方にオススメなのがイーラーニングです。
インターネットの環境とパソコンがあれば、基本情報技術者の講義をどこでもいつでも受けられます。
次のような方にオススメです。
- 参考書を読むだけでは、よくわからない方。
- 講義形式で説明や実際のアクセスの画面を見たい方。
- 安く勉強したい方。
- いつでも、どこでも時間の制限なく勉強がしたい方。
イーラーニングでオススメは、eラーニング学習サイト [el]:school(エルスクール)です
今の、インターネットの技術ってすごいですね
画面を見ながら音声で説明がありますので自分で学習するより、格段に理解が深くなります。。
次のエルスクールのページから「基本情報技術者試験対策講座」のページへ行くと、中央に「今すぐ体験」があります。
クリックすると無料体験ができますので是非やってみることをオススメします。
受講料金は、2つに分かれています。
- 質問などのサポートがついて毎月7,665円。
- サポートつきで、6ヶ月で31,500円
36レッスンで標準学習時間は6ヶ月です。
受講される方は、無料体験をやってみてどんな講義なのか確認した方が良いですね。
■(3)通学講座を受講する。
実際にパソコンの専門学校のアクセスの通学講座を受講して、基本情報技術者の資格を目指します。
次のような方にオススメです。
- 決まった曜日・時間に勉強することで、生活のリズムを作りたい方。
- 一人ひとりに合わせたきめ細かいマンツーマンの指導を受けたい方。
- 疑問点は、その場で解決したい方。
- ひとりで勉強すると、くじけてしまう方。
- 他の受講生から刺激を受けたい方。
通学講座は、2009年、平成21年度から情報処理技術者試験が変わりますので休講している所が多いですね。
基本情報技術者を目指して頑張ってください!!
エンジニアの派遣・就職・転職で有利な資格
エンジニアとして、派遣されるときに有利になる資格があります。
派遣の時給も高くなります。
もちろん、就職するときや転職するときも有利です。
「エンジニアの派遣・就職・転職で有利な資格」をまとめていますので是非ご覧ください。